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『キング・オブ・ポップ-ジャパン・エディション』 マイケル・ジャクソン
生誕五十周年記念、マイケル・シ゛ャクソンのファン投票選曲によるベストアルバム。ポップス史上最高のアーティストのベスト・アルバムの選曲は、すべての音楽ファンの手に委ねられます。お買い得価格で12ヶ月限定での発売となります。
■曲目リスト
1. ビリー・ジーン / Billie Jean (Single Version)
2. マン・イン・ザ・ミラー / Man In The Mirror (Album Version)
3. スムーズ・クリミナル / Smooth Criminal(Radio Edit/ Album Version)
4. スリラー / Thriller (Single Version)
5. 今夜はビート・イット / Beat It (Single Version)
6. バッド / Bad (Album Version)
7. ブラック・オア・ホワイト / Black Or White (Album Version)
8. ヒール・ザ・ワールド / Heal The World (7”Edit)
9. ロック・ウィズ・ユー / Rock With You (Single Version)
10. ヒューマン・ネイチャー / Human Nature (Album Version)
11. ウィ・アー・ザ・ワールド (デモ・ヴァージョン) / We Are The World (demo)
12. セイ・セイ・セイ / Say Say Say (Album Version)
13. スクリーム / Scream (Album Version)
14. リメンバー・ザ・タイム / Remember The Time (Album Version)
15. オフ・ザ・ウォール / Off The Wall
-ボーナストラック-
16. ベン / Ben (Single Version)
17. スリラー・メガミックス (ラジオ・エディット) / Thriller Megamix (Radio Edit)
2008年9月24日に発売された「マイケル・ジャクソン」生存中最後となったベスト・アルバム。
価格も1,890円とお手ごろで、とりあえずマイケルの曲を聞いてみたい人には、おすすめの入門アルバムと言えそうだ。
1年の期間限定発売なので逃さずゲットしておきたい。
左:歌詞カードにはカラー写真も豊富に掲載。
右:ディスクも赤でカッコイイ。バックにはコンサート会場の観客の写真が使われている。
ベスト盤だが、解説も丁寧で豪華な作りが嬉しい。
収録曲はファン投票で選ばれていて、20ヵ国以上の国で独自に行われているため、
各国で収録曲が異なっているのがユニーク。
曲数もそれぞれ異なり国によっては2枚組もあり、ジャケットも様々なデザインが存在する。
→King of Pop
ジャパン・エディションは、日本人が選んだということで、我々にとても聞きやすい内容となっている。
代表的な曲はバッチリ押さえているし、シングル・バージョンが聞けるのも嬉しい。
そんな中でも目玉は、「11. ウィ・アー・ザ・ワールド (デモ・ヴァージョン) 」と「12. セイ・セイ・セイ」の2曲。
◆「11. ウィ・アー・ザ・ワールド (デモ・ヴァージョン) 」は、
伝説となったアフリカの飢餓救済のためのチャリティー・ソング。
1985年にマイケルを含むアメリカのスーパースターが一堂に会したプロジェクト「USA for Africa」のために書かれた曲。
スティービー・ワンダー、ポール・サイモン 、ボブ・ディラン 、レイ・チャールズ・・・など、、
総勢45人のそれはそれは恐ろしいメンバーによるパフォーマンスが行われたのだった。
で、このCDに収録されているのは、そのウィ・アー・ザ・ワールドのマイケルによるデモ・バージョン。
こちらもしっとりとした感じでなかなか良い。メロディーや歌詞が結構違っているのも興味深い。
作成の過程が垣間見られるようでファンにはたまりませんね。
これまで編集盤の「アルティメット・コレクション」で聞けるだけだったので、とても貴重なトラック。
◆「12. セイ・セイ・セイ」は、1983年に発表された元ビートルズのポール・マッカートニーとのデュエット曲。
アメリカのビルボード誌で、6週間にわたり第1位を獲得した大ヒット曲。
2人はそれぞれ自分が歌うパートを作曲しているが、
サビを歌うマイケルのパートはファンキーでめちゃめちゃカッコイイ。
ポールもすごいアーティストだが、ここではマイケルが圧倒している感じだ。
(ちなみにぼくはビートルズ大ファンです・・)
ノリのいいダンス・ミュージックが中心となっているが、その中でバラードの「8. ヒール・ザ・ワールド」が際立っている。
「僕と君のために より良い世界をつくろう」という、マイケルの大きな愛に溢れた曲、、
優しく歌うマイケルの歌声を聞いていると涙がこぼれそうになる。
ソロ再ブレイク後では、ぼくの一番好きな曲の1つだ。
さて、この『キング・オブ・ポップ』、エピック/ソニー時代からの選曲というのが、アルバムの唯一で最大の欠点と言えるでしょう。
ボーナストラックの「16. ベン」がやけにほっとしたり・・。
ジャクソン5のマイケルは、とにかくソウルフルで感情のこもった素晴らしい歌をうたっている。
是非オリジナルアルバムはもちろん、モータウン時代の曲も聞き進んで欲しい。
個人的にはそっちのがおすすめなんです・・・(汗
▲最終投票結果
上位から順番通りに収録されているのがわかる。
▲We are the World (Demo)
投稿者 SAKAKI : 2009年08月10日 16:31
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