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『ジョイフル・ジュークボックス・ミュージック/ブギー』 ジャクソン5
ジョイフル・ジュークボックス・ミュージック/ブギー(Joyful Jukebox Music/Boogie)/(紙ジャケット仕様) ジャクソン5(Jackson 5) 未発表曲を集めたコンピレーション・アルバム2作、76年発表の『ジョイフル・ジュークボックス・ミュージック』と、79年発表の『ブギー』をカップリング。日本初CD化。 |
■曲目リスト
<ジョイフル・ジュークボックス・ミュージック>
1. ジョイフル・ジュークボックス・ミュージック
2. ウィンドウ・ショッピング
3. ユアー・マイ・ベスト・フレンド・マイ・ラヴ
4. ラヴ・イズ・ザ・シング・ユー・ニード
5. エターナル・ライト
6. プライド・アンド・ジョイ
7. スルー・シック・アンド・シン
8. ウィアー・ヒア・トゥ・エンターテイン・ユー
9. メイク・トゥナイト・オール・マイン
10. ウィアー・ゴナ・チェンジ・アワ・スタイル
<ブギー>
11. ラヴズ・ゴーン・バッド
12. アイ・エイント・ゴナ・イート・マイ・ハート・アウト・エニモア
13. ABC
14. 愛するあの娘に
15. ワン・デイ・アイル・マリー・ユー
16. さよならは言わないで
17. オー・アイヴ・ビーン・ブレスト
18. ペニー・アーケード
19. ジャスト・ビコーズ・アイ・ラヴ・ユー
20. ダンシング・マシーン
21. ハム・アロング・アンド・ダンス (アンカット・ヴァージョン) <ボーナス・トラック>
2009年9月9日、ジャクソン5の紙ジャケット仕様CDが発売された。
日本でもついに『ジョイフル・ジュークボックス・ミュージック/ブギー』が、初CDリリースとなった。
これでジャクソン5のCDカタログが、ようやく完璧なものとなったわけで、
そういった意味でも意義の大きいコレクションと言えるだろう。
2009年9月9日と言えば、正にビートルズのリマスター盤発売のその日でもあり、
タイミング的に悪すぎた・・・ためか、大きな話題にならなかったのは何とも残念だ。
『ジョイフル・ジュークボックス・ミュージック』
グループは伝説的なレーベル「モータウン」を離れ1975年にエピック・レコーズに移籍。
モータウンに一人残ったジャーメインの代わりにランディを加え、「ジャクソンズ」として新たなキャリアを始動させている。
(ジャクソン5の名称の使用はモータウンに阻まれた)
モータウンは、マスターテープ保管庫から過去のセッションで発表されなかった音源をいくつか発掘し、
彼らが去った翌年1976年に『ジョイフル・ジュークボックス・ミュージック』と銘打ってリリース。
収録曲の大半は、1972年から1973年のもので、
『スカイライター』と『ゲット・イット・トゥゲザー』セッションでの未発表音源だ。
録音時期から楽曲はどれもダンス・ミュージック。
お蔵入りの曲とは言え、そこはマイケル率いるジャクソン5、クオリティはどれも高く、
「4. ラヴ・イズ・ザ・シング・ユー・ニード」などはキャッチーで悪くない。
『ブギー』
1979年にリリースされた2枚目のアウトテイク集。
当時マイケルはアルバム『オフ・ザ・ウォール』と大ヒット曲「今夜はドント・ストップ」をリリースし、
スターダムに登り詰めようとしていた。
そこでモータウンが再び未発表音源の発掘に取り掛かり、発表されたものだ。
モータウンでの最初期から幅広い時期の音源で構成されており、
内容は『ジョイフル・ジュークボックス・ミュージック』を遥かにしのぐ掘り出し物ばかりで、
ジャクソン5ファンは狂喜乱舞した(と言われている)。
未発表トラック7曲の他に、「13. ABC」「16. さよならは言わないで」「20. ダンシング・マシーン」のリミックスも収めている。
ちなみにリミックスはストレートなもので、大きな変更点はないようだ。
『ブギー』が市場に出回っていたのは、ほんの短い期間だったため、今回の再リリースは大変喜ばしいことである。
ジャクソン5には、スティーヴィー・ワンダーのカバーが多数あるが、
ここでは名曲「14. 愛するあの娘に」のカバーを聞くことができる。
オリジナルよりもスローテンポになっているが、速いテンポでも聞いてみたい曲だ。
こんな曲もカバーしていたんだな・・・ということが分かるだけでも、ファンにはたまらない。
ボビー・テイラーのカバー「17. オー・アイヴ・ビーン・ブレスト」も、素晴らしい。
〜仕様〜
米国制作2004年リマスター音源。米国初回盤LPを再現した紙ジャケット仕様(2種同梱)。
米国初回盤LPを再現したシリアル・ナンバー入りレーベルカード封入。解説・歌詞・対訳付き。
▲シリアル・ナンバー入りレーベルカード
当時のレーベル・デザインが味わえる。
CD盤面にも採用して欲しかったが、B面がないCDでは中途半端になってしまうということか。
投稿者 SAKAKI : 2009年11月23日 19:01
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