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『フリー・ライヴ+7』 フリー
●ライヴ・バンドとして実力をいかん無く発揮した『フリー』唯一のライヴ・アルバム。
オリジナル・トラック8曲にボーナス・トラック7曲を収録!
1971年6月発表。
■曲目リスト [Live試聴]
1. オール・ライト・ナウ
2. アイム・ア・ムーヴァー
3. ビー・マイ・フレンド
4. ファイアー・アンド・ウォーター
5. ライド・オン・ポニー
6. ミスター・ビッグ
7. ザ・ハンター
8. ゲット・ホエア・アイ・ビロング
9. ウーマン
10. ウォーク・イン・マイ・シャドウ
11. ムーンシャイン
12. トラブル・オン・ダブル・タイム
13. ミスター・ビッグ
14. オール・ライト・ナウ
15. ゲット・ホエア・アイ・ビロング(オルタナティヴ・テイク)
休み中にフリーのライヴ盤が届きました。貴重な唯一の公式ライブアルバム。
イギリスツアーのサンダーランド(1970.1)、クロイドン(1970.9.13)の二つのコンサートから採られたもの。
こちらもなかなか良い感じ。
時期的には3作目『FIRE AND WATER』と
4作目『HIGHWAY』の頃の録音。
オール・ライト・ナウは、スタジオバージョンとはサビがちょっと違ってる。
このライブ演奏は、スタジオバージョンの録音よりも早いので、
ライブ用のアレンジと言うより、初期バージョンです。
3作目、4作目の曲は、いまいちまだ乗り切れてない感もあるが、
初期のブルース系の曲はノリノリ♪
ライブで演奏し倒してることもあるんでしょうけどね。
「ザ・ハンター」なんて、このライブ盤で好きになりました。
最後に入ってる「ゲット・ホエア・アイ・ビロング」だけはスタジオ録音。
「マイ・ブラザー・ジェイク」と同じレコーディングセッションで録音されていて、
曲調はカントリー風。4作目『HIGHWAY』に入っていそうな曲ですね。
ただ、、やっぱりポール・ロジャースの歌は、
ブルースロックでこそ輝く。
できれば、もっと昔のライブも聴いてみたいなぁ。
3大ボーカリストというと、誰が上がるんでしょうか?
一般的には、フレディ・マーキュリー、ロッド・スチュアートあたりが
あがるのかな。
3人で納まるものでは無いのは承知の上で・・・
ぼく的には、ポール・ロジャースが最初に思い浮かびます。
フリー初期は、シャウトがパワフルで、
かつファルセットやウィスパーなんかの表現力も豊かで言うことなし。
日本ではいまいちマイナーなのが、疑問です。
ロックとはちょっと離れるかもだけど、
声変わり前のマイケル・ジャクソンも入れたい。
あと一人は・・・考えときます('-'*)フフ
ロッド・スチュアートとポール・ロジャースは、
同じ系統のボーカルとして並べて語られることが多い。
久しぶりに昔買った、ジェフ・ベック・グループの『ベック・オラ』を、
引っ張り出して聴いてみた。
確かに瞬間的にそっくりなところもある、
ロッド・スチュアートはナチュラルでしゃがれてる感じ。
ポール・ロジャースは、その辺りもコントロールしてる感じがします。
何よりも、共鳴して、声が前に出てくる感じがイイ。
専門的には、「ヌケが良い」といいますが、
共鳴した音は、倍音が豊かで人にとって心地よいのです。
同じ音量でも遠くまで届く。。
曲のほうもフリーのが、独自性があって好きだな。。
去年、ポール・ロジャースは、
クイーンとのコラボで日本にもツアーできました。
一時期(フリー後期〜バドカン)は衰えたと思ってましたが、
音源を聴いたら、なかなか良い感じでした。
クイーンの曲はキーが高いし、かなり難しいですが、
フレディの優しい雰囲気を真似してる部分もあったし、
敬意を持って歌ってる感じがした。
クラプトンを見ても思うけど、
こんなかっこいいおっさんになりたい。
投稿者 SAKAKI : 2006年03月04日 17:13
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